チョルムル自然休養林は、済州市にある杉の森です。漢拏山の北東側にチョルムルオルムという小さな火山があり、散策路はこの山とその周りに通っています。券売所は朝7時から18時まで開いていて、年中無休。大人の入場料は1,000ウォン(100円ほど)で、散策だけなら予約不要です。着いたら券を買って、そのまま歩き出せます。
現金を持っていってください。駐車場に入ってすぐの券売所でカードが使えず、ウォン札を数えるのに手間取った旅行者がいます(係の人は親切に手伝ってくれたそうです)。地図アプリでは韓国語名(절물자연휴양림)で検索すると、すぐに出てきます。
Googleの評価は4.6、レビューは6,750件。「杉の下に入ると空気が変わる」「気分が軽くなる」といった感想が多く、観光客は少なくて地元の人ばかりだったという声もあります。城山日出峰も牛島も前回見た人の2回目以降の済州なら、朝の数時間を使うのにちょうどいい森です。

🕖 チョルムル自然休養林(済州)の営業時間・料金・予約
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 7:00〜18:00(券の販売時間) |
| 定休日 | なし(年中無休) |
| 入場料 | 大人1,000ウォン |
| 支払い | 現金を用意(券売所でカードが使えなかったという声あり) |
| 予約 | 散策は予約不要/宿泊は予約必要 |
| 駐車場 | あり(障害者用区画3台) |
| 電話 | 064-728-1510(海外からは+82-64-728-1510) |
| 住所 | 済州市ミョンニムロ584(584 Myeongnim-ro) |
時間は韓国観光公社の公式資料によるもので、Googleマップの表示とも同じです。18:00は券の販売が終わる時刻です。夕方に着いたら30分ほどの短い道だけ歩いて、明るいうちに戻りましょう。
公式資料に載っている入場料は大人1,000ウォンだけで、子どもの料金は書かれていません。家族連れは券売所で人数と年齢を伝え、言われた額を払えば大丈夫です。2人旅なら、このひと言で通じます。
オルン トゥジャン ジュセヨ(大人2枚ください)
ベビーカー・車いすの貸し出しとトイレ
韓国観光公社のバリアフリー旅行情報には、子ども連れにも役立つことが場所と合わせて載っています。
- ベビーカー:券売所で貸し出し。全部で4台
- 車いす:手動が3台。これも券売所で声をかける
- デッキとスロープ:杉林の中。車いすで進みやすいとされているのはこの区間
- 多目的トイレ:券売所の横と、休養林の奥(男女共用)
- 障害者用の駐車区画:3台分
貸し出しの台数が少ないので、確実に使いたいなら自分のベビーカーを持っていくと安心です。授乳室とおむつ替え台は資料に記載がありません。山頂の展望台まで車いすで行けるかも書かれていないので、ベビーカーも車いすも杉林のデッキを中心に予定を組んでください。
🚗 行き方:気にする時刻は最終バスと18時
済州島の移動は車かバスです。電車と地下鉄はないので、押さえておく時刻は2つだけ。帰りのバスの最終便と、券売所が閉まる18時です。
レンタカー
ナビには住所「ミョンニムロ584」か電話番号「064-728-1510」を入れます。電話番号で探せるナビなら、番号のほうが打ち間違いが少なくて済みます。駐車場へ曲がるとすぐ券売所なので、1,000ウォン札を人数分、手の届くところに出しておきましょう。駐車料金は公式資料に載っていないため、お札は少し多めに。
タクシー・路線バス
タクシーはカカオT(Kakao T)のアプリで呼べます。バスなら、NAVER Mapかカカオマップの目的地に韓国語名を入れると、乗る系統、乗り換え、歩く距離、所要時間が分単位で出ます。前の晩にホテルで一度検索して、帰りの最終便も確認しておくのがいちばん確実です。
🗓 モデルコース(半日・1日)
2泊3日なら、真ん中の日の朝に入れると組みやすい森です。表の時刻は森での過ごし方の目安です。ホテルを出る時刻は、前の晩に地図アプリで調べた所要時間から逆算してください。
半日(朝7時〜10時)
| 時刻 | やること |
|---|---|
| 7:00 | 券売所が開く。大人1,000ウォンを現金で |
| 7:10 | 杉林のデッキ道を一周(短い道で30分ほど) |
| 7:45 | 蓮池と薬水場に寄る |
| 8:00 | 晴れていれば山頂の展望台へ。曇りならここで引き返す |
| 9:30 | 芝生広場の木の台でひと休み |
| 10:00 | 森を出て、午後は別の場所へ |
1日(長い道を最後まで歩く)
| 時刻 | やること |
|---|---|
| 8:00 | 入場。3時間ほどかかる長い道へ |
| 11:00 | 芝生広場で、持ってきた昼食 |
| 12:00 | 森を出る |
| 13:00頃 | エコランドか万丈窟(下で説明) |
| 18:00 | 済州市内に戻って東門市場の屋台へ |
午後の行き先は2つから選べます。座って移動する時間がほしいならエコランドの森の列車。毎日8時半に開いていて、駅ごとに降りながら3時間ほどで回れます。もうひとつは、夏でも15度の溶岩洞窟万丈窟。こちらは第1水曜が休みなので、曜日だけ先に確認を。
夜は市内へ。チョルムルの券売所が18時に閉まるころ、東門市場の屋台が始まります。
🌲 森の中:杉林、山頂、蓮池
杉林のデッキ道
この森の主役は杉です。まっすぐな幹がほぼ等間隔に並び、その間を木のデッキとスロープが通っています。短い周回なら30分ほどで回れて、3時間かかる長い道もあります。
ここの杉は日本の杉と同じ種類です。花粉症の人は、春先は日本にいるときと同じ準備をしてから行ってください。
雨の日の行き先にも向いています。雨と低い雲の中を歩いた人も満足していて、道がよく手入れされていたと書いていました。濡れた木の板は思ったより滑るので、靴は底に溝のあるものを。

チョルムルオルムの山頂展望台
チョルムルオルムは火山活動でできたオルム(小さな火山)で、標高は約650メートル。頂上の展望台からは、晴れていれば城山日出峰と済州市内まで見渡せます。雲が低い日は眺めがほとんど期待できないので、杉林だけで引き返して構いません。
蓮池・薬水場・芝生広場
歩いた後はこの3か所へ。ピクニック用の木の台があちこちにあって、何人かで腰を下ろして休めます。遊び場もあるので、子ども連れはここで一息つけます。中で食べ物を買えるかは公式資料に出ていないため、市内のパン屋かコンビニで買ってから行くのが確実です。

🏠 森に泊まる:森の中の家(予約必要)
休養林の中には宿泊施設もあり、こちらは予約必要です。公式ページは、韓国の自然休養林の予約サイト(foresttrip.go.kr)の中にあります。料金は1棟(1室)ごとで、閑散期と、繁忙期・週末の2段階。下の表は一般料金です。
| 広さ・定員 | 閑散期 | 繁忙期・週末 |
|---|---|---|
| 27㎡・4人 | 45,000ウォン | 82,000ウォン |
| 34㎡・6人 | 75,000ウォン | 134,000ウォン |
| 50㎡・8人 | 98,000ウォン | 173,000ウォン |
| 66㎡・11人 | 124,000ウォン | 208,000ウォン |
| 82.5㎡・12人 | 163,000ウォン | 240,000ウォン |
2人旅なら27㎡(4人用)で足ります。閑散期の45,000ウォンは、日本円で5,000円前後です。人数が多いなら、森の中修練場(87㎡・20人、閑散期180,000ウォン/繁忙期・週末250,000ウォン)や山林文化休養館(33㎡・6人で75,000ウォン、50㎡・8人で95,000ウォン、いずれも閑散期)もあります。繁忙期の期間は資料にないので、予約画面の日付で確かめてください。
📜 「チョルムル」という名前
チョルムルは韓国語で「お寺の水」という意味です。昔、お寺のそばに湧き水があったことが名前の由来とされ、休養林の薬水場がその名残と言われます。杉は人の手で植えられた木で、幹が列になってそろっているのはそのためです。
❓ 短く答えると
予約は必要?
散策は予約不要です。券売所で大人1,000ウォンを払って入ります。宿泊は予約必要です。
何時から何時まで?休みは?
券の販売は7:00〜18:00で、年中無休です。
カードは使える?
券売所でカードが使えなかったという人がいます。ウォンの現金を持っていきましょう。
時間はどれくらい見ればいい?
杉林の短い周回なら30分ほど、長い道なら3時間です。山頂の展望台まで行くなら、朝から半日空けておくとゆっくり歩けます。
ベビーカーや車いすは借りられる?
券売所でベビーカー4台、手動の車いす3台を貸し出しています。杉林にはデッキとスロープがあります。
雨の日でも行く価値はある?
あります。道がよく手入れされていて、雨の中を歩いた人も満足しています。ただ、山頂の眺めは晴れた日でないと見られません。
📝 まとめ
- 券の販売は7:00〜18:00、年中無休。大人1,000ウォンは現金で
- 散策は予約不要、森の中の家などの宿泊は予約必要
- 済州に電車はない。帰りの最終バスは入る前にアプリで確認
- 杉林はデッキとスロープ付き。ベビーカー4台・車いす3台は券売所で借りる
- 晴れた日は山頂の展望台から城山日出峰と済州市内が見える
- 夜は市内の東門市場へ。屋台は18時から