万丈窟(マンジャングル)は、済州島の北東部、旧左邑(クジャウプ)にある溶岩洞窟です。ユネスコ世界自然遺産にも含まれています。全長は約7.4km。そのうち歩けるのは第2入口から奥へ1kmの区間だけです。帰りも同じ道を戻るので、往復で2kmになります。
入場料は大人4,000ウォン(日本円で400円ほど)。予約不要で、着いたらそのまま入れます。開いているのは9時から18時まで、最終入場は17時で、毎月第1水曜日が休み。洞内は10〜15度なので、真夏でも上着を1枚持って入ってください。
見学にかかる時間は、実際に歩いた人の記録で45分から1時間半。1kmの一本道は途中から似た景色が続くので、引き返そうか迷う人もいます。ただ、終点には高さ約7.6mの溶岩石柱が立っています。韓国観光公社の資料によると世界最大規模です。途中で戻ると、これを見ないまま帰ることになります。

🕘 万丈窟の営業時間・定休日・入場料(予約不要)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00〜18:00(最終入場17:00) |
| 定休日 | 毎月第1水曜日 |
| 入場料 | 大人4,000ウォン(子どもは2,000ウォンだったという訪問者の記録あり) |
| 予約 | 不要 |
| 見学時間 | 往復45分〜1時間半(片道1km) |
| 洞内の気温 | 10〜15度 |
| 駐車場 | あり |
| 問い合わせ | +82-64-710-7903(韓国内からは064-710-7903) |
| 住所 | チェジュ特別自治道チェジュ市クジャ邑マンジャングルギル182 |
| Google評価 | 4.2(レビュー12,166件) |
Googleマップは毎日9時〜17時の表示で、第1水曜の休みが出てきません。2026年9月に確認した韓国観光公社の公式資料では、閉場は18時、最終入場は17時、休みは第1水曜です。予定はこちらに合わせるのが安全です。
17時ちょうどに入ると、閉場までは残り1時間。1時間半かけて歩いた人もいるので、ゆっくり見たいなら16時半までに入っておくと安心です。
第1水曜の休みは、日程を組むときに見落としがちです。2026年なら10月7日、11月4日、12月2日が休みになります。
一時閉鎖されていた時期があり、そのころの「閉鎖中」という情報がネットにまだ残っています。いまは再開しています。出発前に確かめたいなら、済州の公式観光サイトVISIT JEJU(日本語版)で最新の案内を見られます。
解説ツアーは10時から毎正時
洞窟では「世界自然遺産解説」という案内をやっています。運営は10時〜16時で、毎正時に出発し、所要1時間。見学者なら誰でも参加でき、資料に事前予約の記載はありません。話の中身は、コムンオルム溶岩洞窟系のでき方と地質の特徴、それに洞内の溶岩の造形です。
ただ、この案内は韓国観光公社の資料に韓国語の案内サービスとして載っているもので、日本語でやっているとは書かれていません。洞内の案内板は英語併記なので、一人で歩いても何を見ているかはわかります。
🚌 万丈窟(済州)への行き方:バスは帰りの便から考える
済州島には鉄道がないので、「終電」にあたるのはバスの最終便です。万丈窟ではここがいちばんの落とし穴。路線バスで行った人から、最終バスは14時ごろだったという報告があります。
バスで行くなら午前中に着くこと。洞窟を出たら、写真を見返すより先に帰りの時刻を確かめる。
時刻は変わることがあるので、当日の朝に地図アプリで確認を。Naver MapでもKakao Mapでも、韓国語表記の「만장굴」で検索するのがいちばん確実です。
レンタカーなら駐車場があって、行った人の話では広さも十分です。タクシーで行くなら、帰りの車をどうするかを乗る前に決めておくと慌てません。待っていてもらうか、半日貸切にするかです。
🕳️ 洞内の1kmで見るもの
真夏は外との差が18度
洞内は10〜15度くらい。気温33度、体感40度の日に入った人の記録だと、中は15度でした。差は18度。入った瞬間にわかります。
薄手の長袖かウインドブレーカーを1枚。往復で2km歩くので、靴は歩き慣れたものを。
通路は最大で幅18m、高さ23m
通路の幅は最大18m、高さは23mに達します。場所によっては洞窟が上下に重なった多重構造です。壁と天井には、こんな溶岩の造形が続きます。
- 溶岩鍾乳:天井から垂れ下がった溶岩
- 溶岩石筍:床から盛り上がった溶岩
- 溶岩流線:壁に横向きに残る筋。溶岩が流れた高さの跡
- 溶岩棚:壁から棚のように張り出した段
要所の案内板には英語の説明がついていて、溶岩がどう流れてこの形になったかを順番に追えます。
「もう十分かな」と思ったら、あと少し
しばらく歩くと同じような壁が続いて、足が止まりかけます。実際、途中で引き返しかけた人もいます。
終点で待っているのが、高さ約7.6mの溶岩石柱です。ビルなら2階半ほど。開放区間はここで行き止まりなので、行き過ぎる心配もありません。

🗓️ モデルコース(半日・1日)
半日:路線バスで午前に回る
| 時刻 | 動き |
|---|---|
| 9:00 | 開場と同時に入場(予約不要) |
| 9:10 | 洞内へ。案内板は帰りに読むことにして、先に終点へ |
| 9:40ごろ | 終点の溶岩石柱(約7.6m) |
| 10:20ごろ | 案内板を読みながら入口へ戻る |
| 10:30 | 帰りのバスの時刻を確かめて乗る |
表は9時の開場に合わせた時刻です。乗るバスの到着時刻に合わせて、全体をずらしてください。洞内で1時間半かかった人もいます。それでも午前中に入れば、最終バスが14時ごろという報告までには余裕があります。
1日:いちばん暑い時間を洞窟で過ごす(レンタカー)
| 時刻 | 動き |
|---|---|
| 〜12:30 | 午前は済州市内で。昼食をすませて東へ |
| 13:30 | 万丈窟に到着。一日でいちばん暑い時間を15度前後の洞内で |
| 14:00 | 解説ツアーの出発時刻。参加するならここから1時間 |
| 15:30ごろ | 見学を終えて済州市内へ。ホテルで一息 |
| 18:00 | 東門市場。屋台に火が入る時刻 |
| 20:00ごろ | 龍頭岩で20分。24時間開いている |
移動時間は出発地と道の混み具合で変わります。ナビの所要時間を見て、万丈窟に着く時刻を前後させてください。動かせないのは17時の最終入場だけです。
東門市場は朝から開いていますが、夜の屋台が始まるのは18時です。済州東門市場の回り方を先に読んでおくと、着いてから迷いません。締めの龍頭岩は24時間開いていて、20分あれば見られます。夕食のあとでも間に合います。

🧳 一人で行っても大丈夫?現地の設備
- 一本道を往復するだけなので、一人でも自分のペースで回れる
- 洞内の案内板は英語併記。日本語があるかどうかは確認できていない
- トイレはきれいで、飲み水もある(訪問者の記録)
- 駐車場あり。広さも十分
🌋 どんな洞窟か(ざっくり)
万丈窟ができたのは数十万年前です。溶岩洞窟は世界中にあります。それでも、これだけ古くて中の形や地形がよく残っているものは珍しく、学術的な価値も高いとされています。
入口は3つ。中間部分の天井が崩れ落ちているため、公開されているのは第2入口からの1kmだけです。万丈窟を含むコムンオルム溶岩洞窟系はユネスコ世界自然遺産の一部。これに世界ジオパーク、生物圏保存地域を加えて、ユネスコの登録が3つ重なる場所です。
❓ 短く答えると
万丈窟は予約が必要?
予約不要です。当日そのまま入場できます。
見学にかかる時間は?
洞内の往復で45分〜1時間半。片道は1kmです。
夏でも上着はいる?
いります。洞内は10〜15度で、外が33度の日も中は15度でした。
休みはいつ?
毎月第1水曜日です。ほかの日は9時開場、17時最終入場、18時閉場。
「閉鎖中」という情報を見たけれど?
一時閉鎖していた時期の古い情報です。いまは再開しています。
日本語は通じる?
日本語対応についての情報は見当たりません。洞内の案内板は英語併記です。
📝 まとめ
- 万丈窟は済州島・旧左邑の溶岩洞窟。全長約7.4kmのうち、公開は第2入口からの1km
- 大人4,000ウォン、予約不要。問い合わせは+82-64-710-7903
- 9:00〜18:00(最終入場17:00)、毎月第1水曜休み
- 洞内は10〜15度。真夏でも上着を1枚
- 往復45分〜1時間半。終点の溶岩石柱(約7.6m)まで歩く
- 路線バスは最終14時ごろという報告あり。バスなら午前中に着く計画で