布団と硬い枕と、夜の月池。慶州ファンナムグァン韓屋体験村の一泊

Advertisement

ファンナムグァン韓屋体験村は、慶州のファンリダンギル沿いにある韓屋の宿です。韓屋造りの建物が並ぶ敷地に客室があり、夜は部屋の床に布団を敷いて寝ます。Googleマップの評価は4.3で、レビューは929件。

向いているのは、慶州で夜まで過ごしたい人です。東宮と月池(旧称・雁鴨池)の夜景は、日帰りだと帰りの足が気になって早めに切り上げがち。泊まれば閉まるまでゆっくり眺めていられます。ベッドでないと眠れない人や、ウォシュレットがないと落ち着かない人には合いません。この2つが平気なら、満足できるかどうかはほぼ部屋選びで決まります。

ファンナムグァン韓屋体験村(慶州)部屋選びと注意点 — 황남관 한옥체험마을 l Hwangnamguan Hanok Village & Hotel l 皇南馆韩屋体验村及酒店 l ファンナムグァン韓屋体験村&ホテル in Busan, South Korea
Photo: Sungchull Lee via Google Maps

🏯 ファンナムグァン韓屋体験村(慶州)の基本情報

項目内容
場所慶州・ファンリダンギル沿い
住所1038 Poseok-ro, Gyeongju, Gyeongsangbuk-do
電話054-620-5000
評価Googleマップ 4.3(929件)
予約予約必要
チェックイン/アウト予約サイトか予約確認メールで確認
定休日記載なし(空室は予約サイトで確認)
寝具床に敷布団・枕・掛け布団
韓服館内で借りられる

施設名はGoogleマップに韓国語・英語・中国語・日本語の4つの表記で登録されています。ただ、日本語がどこまで通じるかは分かりません。到着が遅れるときの連絡やフロントでの質問は、英語か翻訳アプリで用意しておくと話が早いです。

ファンリダンギルの名前のこと

ファンリダンギルという名前は、この一帯の地名の皇南洞(ファンナムドン)と、ソウルの経理団通り(キョンニダンギル)を合わせたものです。新羅の王墓が集まる大陵苑のすぐ隣にあり、古墳の周りは建物の高さが抑えられているので、低い屋根の店が並んでいます。宿の名前の「皇南」は、この地名と同じ字です。

🛏️ 部屋と寝心地:レビューを読んで分かること

寝るのは床です。敷布団、枕、掛け布団は用意されています。旅館の布団に慣れている人なら、床で寝ること自体はそれほど苦にならないはず。不満が出やすいのは、敷布団の薄さと枕の硬さの2つです。

枕は粒入りで硬め

枕は硬いです。かなり。中に細かい粒が詰まっているので、そば殻枕やパイプ枕に慣れた人なら違和感は少ないと思います。柔らかい枕でないと眠れない人は、首枕を一つ持っていくと助かります。実際、首枕に替えて寝た人もいました。

夜は思ったより暖かい

見た目は断熱が心配になる建物です。それでも、夜は部屋がしっかり暖かかったという声があります。韓屋はもともと、床を下から温めるオンドルの家です。

部屋選びで満足度が変わる

レビューで一番差が出ているのが部屋の広さです。窓のない小さな部屋で窮屈だったという人がいます。その一方で、2人で一番広い部屋を取った人は、広さにも清潔さにも満足していました。2人旅なら、ここはケチらないほうがいいです。

椅子のような座る家具はなく、床に座って過ごします。それを分かったうえで泊まった人ほど、韓国ドラマの中に入ったような一晩を楽しんでいます。

予約前に見るのは3つ。部屋の広さ、窓があるか、浴室の写真。

황남관 한옥체험마을 l Hwangnamguan Hanok Village & Hotel l 皇南馆韩屋体验村及酒店 l ファンナムグァン韓屋体験村&ホテル in Busan, South Korea
Photo: 주희 via Google Maps
Advertisement

🚿 シャワーとトイレ:ウォシュレットはありません

トイレにウォシュレットはありません。日本から来た人がいちばん戸惑うのは、たぶんここです。

シャワーの評価は割れています。問題なく使えたという人もいれば、ちゃんとしたシャワーブースがなかったという人もいます。部屋によって違うのかもしれません。水まわりにこだわるなら、予約サイトで浴室の写真まで見ておくのが確実です。

使ったトイレットペーパーを流さずにゴミ箱へ入れる方式だった、という声もあります。韓国の古い建物ではまだ見かけるやり方です。張り紙があればそれに合わせてください。

持っていくと助かるもの

  • 首枕:柔らかい枕でないと眠れない人に
  • 携帯用のおしり洗浄器:ウォシュレットがないと困る人に
  • 翻訳アプリ:到着時刻の連絡やフロントでの質問に

👘 韓服を借りて、朝の韓屋で撮る

館内には、泊まった人が着られる韓服が置いてあります。着たら元の場所に戻すよう案内が出ているので、自分で選んで着る方式のようです。清潔さが気になったという声もあったので、襟元と袖口を一度見てから選ぶといいです。

着たままファンリダンギルに出ていいかどうかは、宿で聞いてからにしてください。韓屋の軒と屋根を背景にするだけなら、敷地の中で十分に撮れます。

撮るなら朝。日帰りの観光客が慶州に着く前の敷地を使えるのは、泊まった人だけです。

황남관 한옥체험마을 l Hwangnamguan Hanok Village & Hotel l 皇南馆韩屋体验村及酒店 l ファンナムグァン韓屋体験村&ホテル in Busan, South Korea
Photo: Mallika Jamy via Google Maps

🚆 アクセス:新慶州駅とバスターミナルから

KTXで来るなら、降りるのは新慶州駅です。この駅は市街地から離れているので、宿までは市内バスかタクシーに乗り継ぎます。荷物が多いときは、駅前のタクシー乗り場で、下に書いた韓国語の住所を見せるのがいちばん楽です。

釜山からは高速バスや市外バスでも来られます。バスなら着くのは市内のバスターミナルなので、新慶州駅から向かうより宿までの距離がずっと短くなります。

地図アプリに入れる文字

韓国ではGoogleマップの経路案内が十分に使えないので、Naver MapかKakao Mapを入れておきましょう。検索欄には「황남관 한옥체험마을」か、住所の「포석로 1038」を入れます。乗るバスの番号、乗り場、かかる時間がその場で出ます。

最終列車を気にしなくていい

日帰りだと、夜の月池を見たあと、新慶州駅までの移動時間と最終KTXの時刻から逆算して動くことになります。泊まればその計算はいりません。帰る日のKTXは、乗りたい便をKORAIL公式サイトで先に押さえておきましょう。そうすれば最終日の午後を慌てずに使えます。

Advertisement

🗓️ モデルコース:到着日の半日と翌日の1日

土曜の昼に慶州に着いて1泊し、日曜の夕方に帰る組み方です。時刻は目安です。日没の時刻は季節によって変わります。

到着日(半日)

時刻することメモ
14:00慶州に着き、宿へ荷物を預けられるかとチェックイン時刻は予約時に確認
15:00韓服を借りて敷地内で撮影着たまま外に出られるかは宿で確認
16:00ファンリダンギルを歩くカフェ、土産物店、コンビニが通り沿いに並ぶ
日没の1時間前東宮と月池へ空の色が変わるのを待つ
日没後池の夜景を見て、そのあと夕食帰りの電車を心配しなくていい
21:00宿に戻る通り沿いのコンビニで翌朝の水を買う

月池にいつ入ればいいかは、東宮と月池の夜景の記事に書いています。

翌日(1日)

時刻することメモ
8:00皇南パン本店で焼きたてを買う8時開店・年中無休、予約不要
9:00宿に戻り、朝の敷地で撮影日帰り客が来る前
10:00荷造りしてチェックアウト時刻は予約確認メールで
10:30国立慶州博物館入場無料、ロッカーも無料
13:00ファンリダンギルに戻って昼食通り沿いに飲食店が多い
14:30大陵苑から瞻星台まで歩く王墓の丘を横に見ながら
17:00新慶州駅へKTXは事前予約がおすすめ

皇南パンは焼きたてを1個だけ頼むこともできるので、一人で寄っても困りません。頼むときのひと言は皇南パン本店の記事に書いています。博物館では、屋外の鐘閣にあるエミレの鐘まで見て回ってください。くわしくは国立慶州博物館の記事で。


❓ 短く答えると

予約は必要?

必要です。予約サイトか電話(054-620-5000)で空室を確かめてから向かってください。

ベッドの部屋はある?

レビューに出てくるのは、床に布団を敷く部屋だけです。ベッドが必要なら予約前に問い合わせてください。

ウォシュレットはある?

ありません。携帯用を持っていくと安心です。

冬は寒くない?

夜は部屋が暖かかったというレビューがあります。

日本語は通じる?

確認できていません。英語か翻訳アプリを用意しておくと確実です。

韓服は借りられる?

館内に置いてあり、着たら元の場所に戻す方式です。着たまま外に出られるかは宿で聞いてください。

📝 まとめ

  • ファンリダンギル沿いの韓屋の宿。Googleマップの評価は4.3(929件)、予約必要
  • 寝るのは床に敷いた布団。枕は粒入りで硬いので、柔らかい枕が好きな人は首枕を
  • ウォシュレットなし。シャワーは部屋によって評価が割れる
  • 2人なら広い部屋を。窓の有無と浴室は予約前に写真で確認
  • 韓服は館内で借りられる。撮影は日帰り客が来る前の朝に
  • 泊まれば、最終KTXの時刻を気にせずに夜の東宮と月池を見られる
  • 電話は054-620-5000。チェックイン時刻は予約確認メールで確認
Advertisement
上部へスクロール