夜の石造殿(ソクチョジョン)の館内に入れるのは、特別観覧の日だけです。席は抽選で決まります。ふだんの石造殿は18時に閉まります。外から眺めるだけなら予約不要。徳寿宮(トクスグン)は21時まで開いていて、入場は20時まで、料金は1,000ウォンです。
困るのは、抽選の結果より先に飛行機とホテルが決まってしまうこと。外れても夜の石造殿を見られる日程を先に組んでおけば、当たったときはその夜を差し替えるだけで済みます。

🎟️ 徳寿宮石造殿の夜の予約、営業時間と定休日
| 見たいもの | 予約 | 営業時間 | 定休日 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| 徳寿宮(夜の石造殿の外観も) | 予約不要 | 9:00〜21:00(入場は20:00まで) | 月曜 | 1,000ウォン |
| 石造殿の館内(昼のガイドツアー) | 要申込(空きがあれば当日受付) | 9:00〜18:00 | 月曜 | ツアーは無料(徳寿宮の入場料のみ) |
| 夜の石造殿の館内(特別観覧) | 抽選 | その年の告知で発表 | 告知で発表 | 告知で発表 |
館内はガイドツアーでしか見られません。1組は最大20人、所要は約30分です。電話は徳寿宮が02-771-9951、石造殿が02-751-0753。住所はどちらもソウル中区世宗大路99です。
月曜は両方とも閉まります。土曜に着いて月曜に帰る2泊3日なら、徳寿宮は土日のどちらかに入れてください。
🎲 抽選は、期間内ならいつ出しても同じ
抽選なので、申込開始の瞬間に画面の前で待たなくて大丈夫です。期間内に出せば条件は同じ。カレンダーに入れておくのは、締切と当選発表の日の2つです。
2026年の日程、回数、定員、料金は、告知に書かれたものがすべてです。前の年の日付で動くと外すことがあるので、ここには数字を書きません。告知は徳寿宮の公式サイトに出ます。ページが韓国語でも、ブラウザの翻訳を使えば日付と人数は読めます。
告知で確かめる5つ
- 申込期間と当選発表の日。当選後の手続きに期限があるか
- 1回で何人分申し込めるか。2人旅なら同行者の分も一緒に出せるか
- 外国人はどう申し込むか。韓国の携帯番号で認証する必要があるか
- 旅行中の複数の日に出せるか
- 徳寿宮の入場券が別に要るか。当日の本人確認に何を見せるか
複数の日に出せるなら、滞在中の夜を全部申し込んでおくと当たる確率が上がります。旅行の日程と夜の回が、そもそも重ならないこともあります。
外れたときに残る2つ
昼の館内ツアーと、夜の外観です。館内は18時に閉まりますが、徳寿宮の敷地は21時まで開いています。ライトアップされた石造殿は、正面の庭から閉門まで眺められます。中に入れないのは惜しい。それでも、夜の石造殿が一番きれいに見えるのは正面の庭から見上げたときです。
🏛️ 昼の館内ツアーは受付で名前を書く
事前予約が基本です。ただ、空きがあれば当日に建物の受付で名前を書いて参加できることが多いです。2月のような静かな時期には、数人しか申し込んでいない回もあります。ツアーの少し前に受付へ行けば、その回に入れるかどうかすぐ分かります。
韓国語の回は毎時、英語の回は1日に数回だけ。英語の回も、皇帝とその家族の話まで踏み込んだ濃い30分です。冗談を交えて話すガイドもいます。日本語の回があるかどうかは、受付で聞くのが確実です。
一人でも入りやすいツアーです。1組20人までで、6人ほどしか集まらない回もあります。名前を書いて、時間に集まるだけ。
入口で靴を脱いで、用意されたスリッパに履き替えます。床を守るための決まりです。ロングブーツだと、脱いでいるあいだグループ全員を待たせることになります。

🌃 夜の徳寿宮で、石造殿を外から見る
大通りに面しているのに、門をくぐると車の音が遠くなります。景福宮のような大きな宮殿より人が少なく、夜はなおさら静かです。
照明が入ると、石造殿の石の壁と柱が暗い空から浮かび上がります。塀の向こうには市庁まわりのビルの明かり。木造の殿閣と西洋式の石の建物が、高層ビルと一緒に目に入ります。
撮るなら日没後の30分、噴水の庭から
10月なら日没は18時前後。沈んでから30分ほどは空に青さが残っていて、石の白と空の色を一緒に写せます。正面の噴水の庭で建物の中心線に立つと、左右対称の正面がきれいに収まります。
最終入場は20時。19時半に大漢門に着けば、21時の閉門まで1時間半使えます。
足元は砂利と砂で、暗いと段差が見えにくくなります。歩きやすい靴で行きましょう。

🚇 市庁駅2番出口から大漢門へ、終電はまだ先
最寄りは地下鉄1号線・2号線の市庁(シチョン)駅。2番出口を上がると、目の前が正門の大漢門(テハンムン)です。地図アプリでは韓国語の表記(덕수궁 석조전)で検索すると確実です。
| 出発地 | 乗り方 | 乗車時間 |
|---|---|---|
| ソウル駅 | 1号線で1駅、市庁駅 | 約2分 |
| 明洞 | 乙支路入口駅から2号線で1駅 | 約2分 |
| 弘大 | 弘大入口駅から2号線で5駅、乗り換えなし | 10分ほど |
21時に閉門しても、地下鉄はまだ普通に走っています。終電の時刻は路線と方向で違うので、NAVER MapかKakao Mapでホテルまでの最終を一度見ておけば足ります。
🗓️ モデルコース:半日と1日
半日:夕方に入って、暗くなるまで残る
事前予約なしでも回れるコースです。抽選に外れたら、まずこれを。
| 時刻 | 行き先 | メモ |
|---|---|---|
| 15:30 | 市庁駅2番出口から大漢門 | 入場1,000ウォン |
| 15:40 | 石造殿の受付 | 空いている回に名前を書く |
| 16:00頃 | 館内ツアー(約30分) | 取れた回に合わせて前後させる |
| 16:40 | 正殿の中和殿から敷地を一周 | 足元は砂利。無料の音声ガイドあり |
| 18:00前後 | 日没、ライトアップ | 噴水の庭から正面を撮る |
| 19:30 | 大漢門から外へ | 夕食へ |
1日:朝に館内、夜に外観。2回入る
入場料は1回1,000ウォン。朝と夜で2回入っても2,000ウォンなので、迷うほどの額ではありません。昼のあいだに南山へ上がり、Nソウルタワーで日没を見てから戻ってきます。
| 時刻 | 行き先 | メモ |
|---|---|---|
| 9:30 | 大漢門から1回目の入場 | 1,000ウォン |
| 9:40 | 石造殿の受付 | 予約がなければ空き枠を確認 |
| 10:00頃 | 館内ツアー(約30分) | 靴を脱いでスリッパ |
| 11:00 | 徳寿宮を出て石垣道(トルダムギル)へ | 午後は自由 |
| 16:30 | 南山へ | タワーには日没の1時間前に |
| 18:00前後 | Nソウルタワーで日没 | 10月の目安 |
| 19:00 | ケーブルカーで下り、タクシーで市庁へ | 入場締切まで余裕を残す |
| 19:30 | 大漢門から2回目の入場 | 入場は20:00まで |
| 20:50 | 外へ | 21:00閉門 |
Nソウルタワーへの上り下りは、上りがバス、下りがケーブルカーだと楽です。下りが混んで20時に間に合わなければ、夜の徳寿宮は翌日に回せば済みます。ただし翌日が月曜なら休みです。
抽選に当たった日
当たった日は、集合時刻から逆算して動きます。1時間前に大漢門に着いておくと、受付の場所を探す時間と外観を撮る時間が両方取れます。夕食は集合の前に済ませておくと、終わったあと慌てません。
10月7日から11日にソウルにいるなら、宮中文化祝典の期間と重なります。その週の宮殿めぐりは、景福宮の朝を先に押さえる宮中文化祝典2026の回り方と合わせて組むと無駄がありません。

📜 石造殿の話を少しだけ
高宗が皇帝だった1900年に着工し、1910年に完成した石造りの洋館です。設計はイギリス人で、正面にはイオニア式の柱が並びます。完成した1910年は、大韓帝国が終わった年でもあります。
3階建てで、1階は侍従の控えの間、2階は謁見室や大食堂といった公の場、3階は皇帝と皇后の寝室や居間でした。その後は美術館や博物館として使われ、室内は大きく変わります。復元を経て、2014年に大韓帝国歴史館として公開されました。
❓ 短く答えると
夜の石造殿は予約なしで入れますか?
夜に館内へ入れるのは、抽選の特別観覧の日だけです。外観を見るだけなら予約は要りません。20時までに徳寿宮へ入れば、21時まで見られます。
抽選に外れたらどうすればいい?
昼の館内ツアー(9:00〜18:00、要申込、空きがあれば当日受付)と夜の外観を、同じ日に組めます。入場料は1回1,000ウォンです。
日本語のガイドはありますか?
韓国語の回は毎時、英語の回は1日に数回です。日本語の回があるかは受付で確かめてください。
一人でも参加しやすいですか?
はい。1組最大20人のツアーで、受付で名前を書いて時間に集まれば参加できます。
休みの日は?
徳寿宮も石造殿も月曜休みです。
✅ まとめ
- 夜の石造殿の館内に入れるのは、抽選の特別観覧の日だけ。日程・定員・料金はその年の告知で確認
- 抽選は期間内ならいつ出しても同じ。締切と当選発表の日を控えておく
- 昼の館内ツアーは要申込。9:00〜18:00、1組最大20人・約30分、靴を脱いでスリッパ
- 夜の徳寿宮は予約不要。1,000ウォン、入場20:00まで・21:00閉門
- 市庁駅2番出口の目の前が大漢門。月曜は両方休み